少林少女はがっかりだった

少林少女はがっかりだった

ストーリー、アクション、演出、どれを取ってもB級以下。見る価値あるのは柴咲コウの顔だけ。
観ないことをお勧めします(^^;


チャウ・シンチーが製作に噛んでいるからといって、少林サッカーみたいなのを期待してはいけない。


アクションが売りのはずの映画なのに、アクション俳優が一人も入っていないというのがもうダメダメ。


この映画の中での一番のアクション俳優はナイナイの岡村だろう。そういうレベル。


ヤラレ雑魚役の空手家なんかは、けっこう高段者の動きに見えた。それらの人はセリフが全然ないので、俳優ではない。


柴咲コウのアクションは、まあ元が全然アクション俳優じゃないにしては頑張っているが、素人芸の域を出ない。


動き終わりのキメのポーズは、さすがに気鋭の女優だけあって美しく極まっているから、スチルで見るとカッコイイのだが、動いているところを見てしまうとむむむな感じだ。


しかし柴咲コウはまた一段と美人になった。下手とはいえどアクションを学んだことで、何かを掴んだのかも知れない。


作中、主人公の先生役をつとめる江口洋介のセリフに「オレは少林拳の心を教えている。お前のは形だけだ」というのが、唯一響いたセリフだった。



心技体とよく言われるが、なんで技が真ん中に挟まっているのか不思議に思っていた。技が頭で考えることなら、上から並べたら技心体になるのが自然なんじゃないかと。


心と体は、人間じゃなくとも、他の動物も持っている。クジラとか象なんかは、ひょっとすると人間よりも遥かに豊かな心を持っているかも知れない。


心と体の両輪をつなぎ、制するのが技なのだとしたら、真ん中に技が入るのが正しいということなのかも知れない。